肘部管症候群とは?

皆様こんにちは!!
くるめ接骨院・整体院・鍼灸院
西鉄久留米院の木下です(^^)
皆様、体調はいかがでしょうか?
本日もスポーツ外傷を得意とする木下の楽しいブログの時間がやって参りました(^_-)-☆
本日のブログのテーマは
『肘部管症候群とは?』です。
本日は野球での投球動作にて発症する事が多い、肘の怪我‼‼
『肘部管症候群』について書こうと思います。
また、野球?と思った方もおられるかもしれませんが、、、、(笑)☺☺
私、木下はスポーツ外傷、特に野球肩、野球肘などの治療を得意とするため、私のブログは野球関係(スポーツ)が多くなってしまうのです(笑)(^^♪
本日も少しの間、お付き合い宜しくお願いします☺☺
『肘部管症候群』とは、、
肘関節の内側には神経が通るトンネルのような道があります。そこを肘部管と言います。

その肘部管には尺骨神経という神経が通っています。
何らかの原因により、そのトンネルが狭くなり神経が圧迫される又は神経が伸ばされる、引っ張られるようなストレスが繰り返される事で肘部管周囲(肘の内側)に痛みや尺骨神経領域(小指~薬指~手のひらの小指側)の知覚障害(感覚が鈍くなる)や運動障害(握力低下)、手のしびれなどの臨床症状を呈する事を『肘部管症候群』といいます。


肘部管症候群は、上肢の絞扼性神経障害のうち、手根管症候群に次いで発生頻度が高い疾患と言われています。
(絞扼性神経障害:神経の周辺組織(筋肉、靭帯、骨など)が何らかの原因で神経を圧迫して生じる神経障害の事)
肘部管症候群の発生頻度は決して低いとは言えません。
そこで、本日は簡易的に行える『肘部管症候群』のテスト方法を紹介しちゃいます!(^^)!
①ボールを投げると肘の内側が痛い
②ボールを投げると小指側がしびれる
③球数が増えると握力が急に弱くなる
などの症状がある方は是非テストをしてみて下さい(^^♪
≪肘部管症候群:テスト方法≫
【Elbow flexion test】
立位又は座位にて検査する側の肘を最大に曲げます。

肘を最大に曲げたまま、手首を手のこうの方向に曲げます。

その状態で1分間保持します。

判定方法:
1分以内に薬指~小指のしびれや痛みが生じた場合 【陽性】
今回のテストで陽性となった方は肘部管症候群が疑われますが、今回のテストだけでは、肘部管症候群とは確定する事はできません。他にも検査等が必要です。
しかし、肘の内側に何らかのストレスがかかっている事は間違えありません。
そのため、陽性となった方は無理に投球動作はせず、
『くるめ接骨院』へお越しください。
肘部管症候群になる原因はいろいろあります。
・体が硬い(肩、体幹、下半身など)
・筋の異常(力が弱い、バランスが悪い)
・姿勢が悪い
☞上記が原因で手投げ、肘が下がったフォームとなり、結果肘の内側にストレスがかかり、
『肘部管症候群』になってしまうのです。
当院では、肘部管症候群の治療だけではなく、肘部管症候群になってしまった原因を探し、その原因(根本治療)を治療します。
もし、肘の痛みや小指・薬指のしびれでお悩みの方がおられましたら、我慢せず
≪くるめ接骨院≫へお越しください。
スポーツ外傷を得意とする私、木下は西鉄久留米院に勤務しています。
なにかありましたら、ご相談してください。
スポーツ外傷はお任せ!!
西鉄久留米院 木下でした。
次回もお楽しみに☺