猫背による体への悪影響とは
医学的には、背中が後方に丸く曲がり、首が前に出た状態。脊柱後湾症、円背(えんばい)とも呼ばれます。
簡単に言えば、横から見て前かがみになっている状態です。スマホやPCを長時間操作する生活習慣、運動不足による筋力の低下などで、現代人のかなり多くが猫背の傾向にあります。
重い頭を支えるために、首や肩周りは硬くなり、凝り固まってしまいます。また、呼吸も浅くなり、寝つきが悪くなることにより、冷え性やむくみ、疲労感が取れない原因にもなるのです。
猫背の原因
運動不足による筋力、とくに腹筋が低下すると背中をまるめた姿勢が楽に感じます。PC操作など日常生活の中で前かがみの姿勢を保つ時間が長ければ長いほど、骨格や筋肉が猫背の姿勢に慣れてしまい、普通にしているつもりでも自然に猫背の姿勢を取るようになってしまいます。
猫背の改善方法
生活習慣によって猫背になっているので、原因となる習慣を見直し、正しい姿勢を意識することで、徐々に改善されます。正しい姿勢を保つためには腹筋や体幹(インナーマッスル)を強化することが重要ですが、激しいトレーニングを行わなくても、正しい姿勢をキープすること自体が筋力のトレーニングになります。
無理のない強度のトレーニングを日常生活に取り入れることで、さらに短期間で猫背の改善が見込めます。
当院の猫背治療
猫背の状態に慣れてしまっている骨格や筋肉を、正しい姿勢に矯正することで、正しい姿勢を取りやすくなります。
くるめ接骨院では、普段なかなか意識することが難しいご自身の姿勢を計測し、矯正治療ごとの比較を行う事で、正しい姿勢を感覚的に実感してもらい、日常的に猫背を意識できるようにしていきます。