上腕二頭筋長頭腱炎・損傷
皆様こんにちは‼
くるめ接骨院・整体院・鍼灸院
西鉄久留米院の木下です(^^)
本日も多くの方々にご来院頂き、ありがとうございます☺☺
本日もスポーツ外傷を得意とする木下の楽しいブログの時間がやって参りました(^_-)-☆
少しの間、お付き合い宜しくお願いします☺☺
本日はスポーツ場面や重労働での仕事中に生じる可能性がある怪我‼‼
【上腕二頭筋長頭腱炎・損傷】について簡単に紹介しようと思います☺☺
《上腕二頭筋長頭腱炎・損傷とは❔❔》
上腕二頭筋は、腕(上腕部)の代表的な筋肉であり、肘を曲げる為の筋肉です。
また、肘を曲げると膨らむ(力こぶ)筋肉が上腕二頭筋です‼‼
上腕二頭筋は、烏口突起に起始する短頭と関節上結節に起始する長頭からなり、橈骨の橈骨粗面に停止します。
上腕二頭筋の特に長頭腱は、解剖学的特徴をしており、肩関節腔内を骨頭上部に沿って走り結節間溝に向かい、結節間溝のトンネルの中を通ります。上腕二頭筋長頭腱は結節間溝内で水平方向から垂直方向へと方向を変える為、結節間溝部で機械的刺激を受けやすく、摩耗しやすい構造となっています。
そのため、上腕二頭筋長頭で腱炎、腱鞘炎‼‼重度の場合には、断裂が発生してしまうのです💦💦
40歳以上になると加齢的変化により腱の変性が生じるため、発生頻度が高くなると言われています‼‼
《発生機序は❔❔》
①肩関節の外転、外旋運動。
スポーツや仕事の作業にて肩関節が外転、外旋するような運動を繰り返す事により
小結節との摩擦による変性が進み発生します。
②重量部を持ち上げる事によって上腕二頭筋が腱の張力を超えて収縮した時
③緊張(収縮)した上腕二頭筋に対し突然の強い伸張力が加わった時
上腕二頭筋長頭腱炎・損傷はスポーツで発生する事もあれば、スポーツ以外でも生
じる可能性があるのです💦💦
《分類》
①結節間溝部での断裂
非常に多い断裂です。
腱の変性に伴っているものが多く、40-50歳で発生しやすい分類です。
②筋腱移行部での断裂
若年者の激しい運動の結果、発生する事があります。
スポーツ場面などで多い分類です。
《上腕二頭筋長頭腱炎・損傷の症状は❔❔》
症状は、断裂部位・断裂の発生機序又は完全断裂・部分断裂によって違ってくる為、症状が一定しない事が多い怪我でもあります。
代表的な症状は↓↓↓
『断裂の場合』
①断裂した際、断裂音と共に激痛が生じ、腫れと腕(上腕部)の皮下出血斑が出現
②上腕二頭筋の筋腹が遠位に移動し、左右の力こぶに左右差が生じる
➡損傷初期は、肘を曲げる力・握力が低下し、夜間疼痛が発生します
『腱炎・腱鞘炎の場合』
①結節間溝部に圧痛を認める事が多い
②著明な可動域制限は出現しないが、投球動作などの肩関節外転・外旋運動時に上腕二頭筋に沿った放散痛が発生します
以上が代表的な症状となります。
しかし、怪我の状態によっては症状が異なる事があります。
スポーツ場面でも、重労働などの仕事場面でも生じる可能性がある怪我‼
【上腕二頭筋長頭腱炎・損傷】
腱炎・損傷が生じた場合には、早期対応が肝心です。
特に腱炎が生じている時には、無理をしない事、腱炎の時から早期治療をする事が大切‼‼腱炎の状態を放置しておくと損傷に移行する事が、、、、💦💦
早期の対応が大切なのです(-_-;)
体の不調、体の痛みなど何かありましたら
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全力でサポート、治療させて頂きます‼‼
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西鉄久留米院 木下でした。
次回もお楽しみに☺☺