後方四角腔(QLS:quadrilateral space)
皆様こんにちは‼
くるめ接骨院・整体院・鍼灸院
西鉄久留米院の木下です(^^)
本日も多くの方々にご来院頂き、ありがとうございます☺☺
本日もスポーツ外傷を得意とする木下の楽しいブログの時間がやって参りました(^_-)-☆
少しの間、お付き合い宜しくお願いします☺☺
本日の内容は『投球障害肩』についてです。
投球障害肩にも様々な症状があり、投球障害肩の発生部位にて大きく4つに分ける事が出来ます‼‼
本日はその中の一つに大きく影響している↓↓
【後方四角腔(QLS:quadrilateral space)】について簡単に説明したいと思います!(^^)!
《後方四角腔(QLS:quadrilateral space)とは❔❔》
肩の後方で筋肉と上腕骨によって構成される隙間の事を言います。
上方を小円筋、下方を大円筋、内側を上腕三頭筋長頭、外側を上腕骨で作られ、この隙間のなかを腋窩神経、後上腕回旋動脈などが通過します。
もしQLSを構成する筋肉が硬くなり、QLSの隙間が狭くなると、、、
どうなるでしょうか❔❔
その隙間を通っている腋窩神経が絞扼されます💦💦
QLSで腋窩神経が絞扼される病態を↓↓↓
『quadrilateral space syndrome:QLSS』と言います。
QLSSが生じると、QLSに圧痛・肩関節後外側面への放散痛および知覚障害・三角筋の筋力低下に伴う肩関節外転筋力低下などが出現してきます💦💦
そうなんです💦💦
腋窩神経が絞扼される為、腋窩神経が支配している領域の知覚障害、支配している筋肉の筋力低下が生じるのです(-_-;)
このQLSSが生じるのが、投球障害肩を発生部位に分けた場合↓↓
『後外側部』になるのです‼‼
後外側部の痛みは、【後方四角腔:QLS】での腋窩神経症状を主とした疼痛が多いのです。
投球動作で考えると、『後期コッキング期(肩関節外転外旋)』及び『フォロースルー期』に症状が出現する事が多く、またその両方で発生する場合もあります。
『後期コッキング期』では、腋窩神経の絞扼にて
『フォロースルー期』では、腋窩神経の絞扼に伸張ストレスが加わって
それぞれQLSSが発生すると考えられています‼‼
コッキング期やフォロースルー期にて、肩関節後外側面への放散痛などが生じているという方は『QLSS』の可能性があります💦💦
治療方法としては、、、
①QLSを構成する筋への確実なリラクゼーション手技
②腋窩神経の滑走訓練
などがあります。
日頃からの体のメンテナンスも予防に繋がる重要なポイントです。
投球動作にて肩の後外側面に違和感等ある方‼
早期の治療が必要かもしれません💦💦
肩関節の痛み、体の不調等‼何かありましたら↓↓
一度【くるめ接骨院】へお越し下さい☺☺
全力で治療します‼‼
最後までブログを見て頂き、ありがとうございます☺☺
スポーツ外傷はお任せ!!
西鉄久留米院 木下でした。
次回もお楽しみに☺☺