背部痛(背中の痛み)とは
肩こりの原因となることが多い「僧帽筋」は首・肩から背中にかけて繋がっている筋肉です。
悪い姿勢や冷え、運動不足やストレスなどで症状が悪化すると、首や肩だけでなく背中まで痛みや凝り、張りなどの不快感を感じるようになります。
また、ぎっくり腰の様にあるきっかけで急激な痛みを発症する「ぎっくり背中」のような症状が出る場合もあります。
ぎっくり腰と同時に「ぎっくり背中」を発症し、腰から背中まで激しい痛みで身動きが取れないと言った場合もあります。
背中の痛みの原因
背中には、僧帽筋や広背筋など大きな筋肉があります。肩と腰の間に位置する僧帽筋や広背筋は、肩や腰の動きと深い関係があります。
肩を大きく回す時には背中の筋肉も一緒に動きますし、腰の筋肉に力を入れて重い物を持ち上げるときには背中の筋肉も緊張します。つまり、肩や腰に痛みが出るような動き、姿勢、気温の変化、ストレスなどは、同じように背中の筋肉にも影響します。
背中の痛みの対処法
背中に痛みが発生しているが、腰やお尻、足などはいつも通りに動かせる場合には、じっとしているよりもある程度動いた方が痛みが早く改善されます。
背中自体は動かさない方が良いので、湿布を貼ってコルセットなどで固定することが重要です。腰と背中が同時に痛い場合は、無理をせず安静にしましょう。