仙腸関節障害~part2~
皆様こんにちは‼
くるめ接骨院・整体院・鍼灸院
西鉄久留米院の木下です(^^)
本日も多くの方々にご来院頂き、ありがとうございます☺☺
本日もスポーツ外傷を得意とする木下の楽しいブログの時間がやって参りました(^_-)-☆
少しの間、お付き合い宜しくお願いします☺☺
前回の木下ブログ(10/26)にて【仙腸関節障害】について紹介させて頂きました‼‼
そんな仙腸関節障害はどうして生じるのでしょうか??
その原因の一つに、、、
【仙腸関節の安定性低下】=【仙腸関節不安定】
があるのです💦💦
本日は【仙腸関節障害~part2~】として
【なぜ、仙腸関節は不安定になるのか?】を簡単に説明させて頂きます☺☺
では、まず前回の復習です‼‼
≪仙腸関節とは??≫
仙腸関節とは、骨盤にある仙骨という骨と腸骨という骨で出来る関節であり、関節の周囲は靭帯により強固に連結されています。
また、股関節を形成している腸骨と背骨の土台となっている仙骨が連結する関節であり、上半身・下半身を繋げる重要な関節になります‼‼
体の土台となる大切な関節なのです!(^^)!
そんな仙腸関節がなぜ、不安定になるのでしょうか❔❔
不安定になる要因はさまざまですが、、、
#1 背筋の筋力低下
#2 腹筋の筋力低下
#3 仙腸関節の安定性低下
簡単に説明すると上記#1~#3の要因があります‼‼
それぞれを簡単に説明します
≪#1 背筋の筋力低下≫
背筋という筋肉は、胸腰筋膜という筋膜を介して仙腸関節を構成している仙骨の後面に付着します。
そのため、背筋の緊張は胸腰筋膜を緊張させ、仙腸関節を安定させようと働きます‼‼
逆に背筋の筋力が落ち、背筋の緊張が低下すると胸腰筋膜の緊張も弱くなり、仙腸関節を安定させる事が出来なくなってしまうのです。
そのため、背筋の筋力は仙腸関節を安定させるためには必要なのです‼‼
≪#2 腹筋の筋力低下≫
腹筋群の中でも大切な筋肉となるのが、『腹横筋・内腹斜筋』です‼‼
この2つの筋肉は、腹筋の筋肉ですが、先ほどの説明にも出てきた胸腰筋膜という筋膜と連結しています。
その胸腰筋膜を介して、『腹横筋・内腹斜筋』の緊張は背筋に影響を与えます。
腹横筋・内腹斜筋の筋力が低下する➡胸腰筋膜の緊張が落ちる➡背筋の緊張が落ちる‼‼です💦💦
また、『腹横筋・内腹斜筋』は骨盤の骨である腸骨に付着しています。
そのため、腹横筋・内腹斜筋が働くと左右の腸骨を引き寄せ、仙腸関節を安定させます。
逆に腹横筋・内腹斜筋の筋力が低下すると左右の腸骨の引き寄せが弱くなる事で、仙腸関節は不安定になりやすくなるのです💦💦
≪#3 仙腸関節の安定性低下≫
仙腸関節の安定化のメカニズムには
①静的安定化機構
②動的安定化機構
の2つのメカニズムが存在します‼‼
①静的安定化機構とは、、、骨や靭帯などによる安定化機構。
仙骨という骨は上部と下部を比べると上部の方が広いため、仙骨が前に倒れると左右の腸骨の間にはまり込みます。その結果、仙骨と腸骨の骨構造による安定性が高まります。
また、仙骨が前に倒れる事で仙腸関節周囲の靭帯は緊張し、さらに仙腸関節の安定性が増加するのです☺☺
②動的安定化機構とは、、、筋・筋膜による安定化機構
動的安定化機構では
1)腹横筋 2)内腹斜筋 3)背筋 4)股関節伸筋群が重要と言われています‼
この筋肉が弱くなると、仙腸関節を安定させる事が出来なくなり、結果:仙腸関節が不安定になるのです‼‼
上記のような#1~#3の原因で仙腸関節は不安定になりやすくなります‼‼
(ただ、上記の原因がすべてではありません)
仙腸関節が不安定になると、、、、
動作をする度、骨盤に体重がかかる度に仙腸関節部分にストレスがかかり、仙腸関節由来の疼痛が生じる‼‼
また、仙腸関節がズレる事で腸骨や仙骨の位置も悪くなり、結果:骨盤の歪みに繋がるのです(-_-;)💦
これが、腰痛の原因の一つである
【仙腸関節障害】が生じる原因の一つです‼‼
腰痛でお困りの方‼‼
一度、【くるめ接骨院】へお越しください☺☺
全力で治療させて頂きます‼‼
最後までブログを見て頂き、ありがとうございます☺☺
スポーツ外傷はお任せ!!
西鉄久留米院 木下でした。
次回もお楽しみに☺☺