肘内障
皆様こんにちは‼
くるめ接骨院・整体院・鍼灸院
西鉄久留米院の木下です(^^)
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本日もスポーツ外傷を得意とする木下の楽しいブログの時間がやって参りました(^_-)-☆
少しの間、お付き合い宜しくお願いします☺☺
本日は小さな子供(小学入学前)で発症しやすい肘の障害について簡単に説明しようと思います。
学齢前の子供に多い肘の障害↓↓↓
本日のテーマである【肘内障】について紹介します(^^♪
《肘内障とは❔❔》
学齢前(2~4歳)の幼小児特有の障害‼‼
幼小児で発生頻度が非常に高い障害の一つです。
肘関節の輪状靭帯と橈骨頭がはずれかける、いわゆる亜脱臼を起こしてしまう状態の事を言います。
親が子供の手を引っ張る際などにも発生することがあり、別称:肘引っ張り症候群とも言われています。
男女比では、女児の方がやや多い傾向。
基本、徒手整復で治療可能ですが、治療後しばらくは再発する可能性が高く、繰り返し発生する危険性の高い障害であるため、注意が必要です。
《発生機序》
強く手を引っ張るなどの力に前腕回内への力が加わる事によって、輪状靭帯の下を橈骨頭がくぐり抜ける(近位橈尺関節の亜脱臼)事でいわゆる亜脱臼が発生してしまいます💦💦
また、お子さんが寝ている間に前腕回内の状態で手が体の下敷きとなり、自分の体重により亜脱臼が起きたり、寝返る際に手が体の下敷きになった際にも生じたりする事から突然お子さんが泣き始める事もあります💦💦
前腕の回旋運動は、正常であれば輪状靭帯の中を橈骨頭が回転する事によって起きています。
しかし、幼小児の年齢では、体が発達段階のため、この輪状靭帯と橈骨頭がまだしっかりと固定されていません。橈骨頭(骨格)もまだ発達段階のため、亜脱臼しやすい。
そのため、幼小児では、腕を引っ張る、転ぶ、腕を掴んで何度も持ち上げるなど、ふとした際に肘内障(亜脱臼)が発生するのです💦💦
《症状》
まず、肘内障が生じた場合、子供は前腕回内位、肘関節軽度屈曲位(手のひらを下に向けて、肘を軽く曲げた状態)から動かそうとしません。
・肘関節外側の痛み
・前腕回外時痛(手のひらを上に向ける動きで痛みが出ます)
ある程度は動かす事が可能な場合もありますが、肘関節を深く曲げる、手のひらを上に向けるような動作では、不安感や痛みが発生するため、動かそうとしません。
肘内障の場合↓↓↓
肘関節の腫れや熱感などは基本認めません。
骨折や打撲等では腫れや熱感を感じます。
これが、他の怪我との鑑別方法の一つになります‼‼
治療方法としては、、、
基本、徒手整復で肘内障は治療可能です。
整復後、整復前まで泣いて、手を動かそうとしなかった子供が泣き止み、手を動かすようになります。
整復後も特別な固定は必要としません。
しかし、肘内障は治った後、しばらくの間は再発しやすいため、注意が必要となります。
本日は小さな子供に発生する【肘内障】について紹介しました。
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